北運河が賑わう音楽イベント「2014~真夏の~北運河サウンドエナジーvol.3」が、8月23日(土)・24日(日)2日間の日程で、小樽運河公園(色内3)を会場に開かれた。雨の予報を覆し、夏らしい暑さが戻った23日(土)は、多くの人々が訪れ、生バンド演奏に酔いしれた。
今回3回目となる同イベントは、遊具棟前に特設ステージを設置し、400席の椅子を用意。初日は11:00から21:15まで17バンド。2日目は、11:00から21:00まで17バンドが個性溢れる演奏を行う。
そして、男の屋台村や削りイチゴのベアーズ、三光亀山商店、小樽あんかけ焼きそば親衛隊、ネザーランドが出店し、フリマ愛好会によるフリーマーケットが会場を囲んだ。
初日5番目に出演の東川町近郊で活動する結成3年目の「飛呼露天(ところてん)」は、2年ぶり2回目の出場。バンド名は、子どもから大人まで覚えやすく親しみやすいものをと命名した。平均年齢42歳の4人が揃いのつなぎ姿で、ロックや演歌を4曲披露。今年度は、月2回のペースでライブ出演し、同イベントで16回目のライブ出演を数える活発な活動を展開している。
演奏後のメンバーは、「同イベントの第1回目で、トップバッターを飾った思い出深いイベントで、感謝の地でもある。今日は気持ち良く150%を出し切った。イベントを通じて知り合いが増え、今日もノリノリで応援してくれている」と話した。
その後、歌謡曲やロックなど聞き覚えのある曲が会場に響き渡り、踊る人や酔いしれる人で賑わった。
一方、同公園内の旧日本石油倉庫の休憩棟内では、、市内で活動する4つの団体が、活動内容を展示していた。おたるエコの会では、会員6名が参加し、1年草ケナフの魅力と可能性、生ゴミを使った堆肥づくりを紹介。小学生を対象に、紙パックで作る卓上ゴミ収納箱づくりを指導した。
また、小樽市の統計資料をピックアップした「小樽市の環境の現状と課題」と題して貴重な資料を展示し、来場者へ紹介した。堆肥づくりでゴミの減量化と良質の土づくりを紹介した。
24日(日)は11:00から21:00まで、17バンドが出演を予定し、東京からドラマーの向山テツ氏率いるバンドが初参入し、札幌の「NOBBYS」と一緒に、真夏の北運河をサウンドで盛り上げトリを飾る。
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