花壇づくりに貢献した団体に贈られる第16回「小樽市花いっぱいコンクール」の表彰式が、8月19日(火)10:00から市役所(花園2)別館4階第3委員会室で開かれ、新規1団体を含む7団体の応募の中から、最優秀賞に「西陵中学校PTA」(名取俊晴校長)が選ばれ、快適な環境づくり実践促進連絡会議の田中彰一会長代行から賞状と記念品が贈られた。
快適な環境づくり実践促進連絡会議が主催する同コンクールは、町内会や学校、職場などによる花壇づくりで、うるおいとやすらぎのある街づくりに大きな成果を上げ、花いっぱい運動に取り組んでいる事例を募集し、広く市民に紹介し、その努力を讃えている。
今年度16回までに実数で47団体のべ143団体が同コンクールに参加し、様々な花を咲かせ花壇づくりに取り組んでいる。
小樽フラワーマスター連絡協議会の佐々木かをる会長をはじめ、フラワーマスター3名と田中会長代行、同事務局(小樽市生活環境部生活安全課)1名の5名で、7月31日(木)13:00から各花壇を巡回し、厳選なる審査を行い、最優秀賞1点・優秀賞2点・奨励賞4点を選んだ。また、同連絡協議会から特別賞1点が贈られた。
田中会長代行は、「実際に花壇へ行き、造園・園芸のデザイン的要素や基本的な部分と、担当者の苦労や工夫を参考に審査をした。審査に携わり、改めて皆さんの小樽に対する思いや郷土小樽を愛する思いを感じさせてもらった。これからもこの運動を続ける中で、コンクール結果だけにとらわれず、今後も街を花で飾りたいという気持ちが一番大切だと感じた。そんな思いが長く続きもっと小樽へ広がることを願っている」と挨拶した。
同協議会佐々木会長は、「天候も悪く、審査も難航し、猛暑となり、病気の発生が心配される中、綺麗な花を咲かせ、雑草取りもよくやっていた。お花だけではなくゴミなども注意してもらいたい。西陵中は、空間を活用し、校章をイメージした星型のサルビアなどが色鮮やか。そういった空間効果と花の色合いが良く、お花が一番綺麗に咲いていた。目標を決めて精一杯取り組んでいる、ケアハウスはるへ特別賞を贈った。昨年は玄関前のコンテナだけだったが、今回は、延長して野菜や花を植え、利用者や家族、職員が取り組み、工夫と努力が感じられた。昨年初めて参加し、日々の努力があり、今回選んだ」と話した。(花壇写真提供:西陵中PTA)
受賞者を代表して西陵中学校PTAの富田恵さんは、「今回は、コリウスという花を不安もあったが初めて使った。素晴らしい賞を頂きありがとうございます。今後もがんばりたいと思う」と話した。
同校では、役員12名が積極的に花壇づくりに参加し、各クラスの保護者全員に水やりと草取りの協力をお願いした。日々の丹精込めた花壇づくりが結果に繋がった。
◎第16回花いっぱいコンクール審査結果
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