台風11号の影響で、大荒れとなった小樽の天候は、11日(月)10:00頃から急激に回復し、台風一過の晴天となった。
このため、気温も急上昇を続け、札幌気象台の勝納自動観測所のアメダスは、06:00に20.2℃だったが、12:45には、最高気温の31.9℃を記録。1週間ぶりの30℃超えの真夏日となった。湿度が高かったこともあり、べたべたする暑さに市民もうんざり顔で「暑いね!」を連発していた。
小樽の観光名所の小樽運河の温度計は、13:40に35.8℃と”猛暑日”を示しており、観光客は、「えー!、35℃を超えているよ!」と、驚きの声を上げていた。
しかし、夕方18:00頃からは、強い雨にも見舞われるなど、不安定の天候が続いている。それでも、台風が過ぎ去ったこともあり、気象台が発表していた大雨・波浪警報も、次々に解除されるなど、天候は回復に向かっている。◎気象警報・注意報:小樽市
小樽市保健所では、最高気温が28℃以上が予想されるため、11日(月)11:00に「食中毒警報」を発令。手洗いや食品の取り扱いなど注意を呼びかけている。