進路を決める!高校と大学の説明会


 平成26年度商大・高等学校等進路説明会が、6月22日(日)12:45から、小樽市民会館(花園2)大ホールで開かれた。市内小中学生及び保護者420名が参加し、11校のプレゼンテーションに熱心に耳を傾けていた。
shinrosetumei1.jpg 小樽市と小樽市教育委員会が主催する同進路説明会は、昨年初めて開かれ、市内小学生の保護者を対象だったことから、今年度は対象者を、小中学生及び保護者に拡大した。小樽海上技術学校や小樽商科大学も新たに加わり、桜陽・水産・余市紅志・明峰・工業・商業・双葉・北照・潮陵高校の11校が15分以内で、学校の特色や進路への取り組み、教科内容や学校生活、就職や進路状況を説明した。
 小樽市教育委員会では、「児童・生徒が自分の能力や適性、関心や意欲などに合った相応しい進路を早い段階から見通すことができ、『小樽に生まれたからには!』を合言葉に、小樽はもとより日本の将来を担う、より良い職業人の育成を目指すこと」を目的としている。
 プレゼンテーションに先立ち、上林猛教育長は、「小学生の保護者から高校の情報が来ない。また、転勤族の方から、小樽にどんな高校があるのか分からないと聞き企画した。子ども達に、目指すものや夢であったり、なりたいものを早く描いてもらいたい。将来何になりたいか、何を目指しているか、保護者と子ども達が話すきっかけ作りになればと思う」と挨拶した。
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 はじめに桜陽高校から行われ、休憩を挟みながら、最後の商大まで約4時間を予定して進められた。ロビーでは、各学校がブースを設け、質問に対応した。
 水産、余市紅志、明峰と続き、各校の特色ある内容を強調して伝え、メモを取る母親の姿も見られた。
 中学3年生の子どもと一緒に参加した母親は、「知らなかった学校の様子が聞けて良かった。その中で、学力より人間的なことに力を入れていると感じ、これからの大事なことでもあり、それぞれの学校の良さが分かった。進路を決めるきっかけ作りになった」と話した。
 一般的な質問や、3年間(4年間)にかかる費用について一覧にした資料や各学校のパンフレットも配られ、参加者には、進路を決める良い参考となった。
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