今年度2回目となる「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」が、5月13日(火)8:50、小樽市立花園小学校(花園5・小杉芳博校長)グランドに約400人が集まって開かれた。
同校児童がよく利用する花園グリーロードやその周辺の清掃を、全校児童が参加して毎年行なっている。 清掃活動に先立ち、グランドでは、「はじめの会」が開かれた。同校銭谷美毅教頭は、「自分達の使う場所を綺麗にしたり大切にすることは、とても大事。
みんなで力を合わせて清掃活動に参加してもらいたい。また、自分達の考えで取り組むことを期待する」と挨拶した。
参加団体は、同校16学級の296名と小樽商科大学翔楽舞や小樽笑店60名、おたる緑のまちづくりの会、小樽観光ガイドクラブ、公益社団法人小樽市シルバー人材センター、犬のおまわりさんわんわんパトロール隊、イオンディライト株式会社小樽エリアセンター、ドッグエンジェルHIKARU、市民ボランティア、生活環境部などが参加した。グリーンロード3丁目・4丁目とその周辺を、3つのチームに分かれて、雪が溶けて出てきてゴミやガラスの破片、針金、煙草の吸殻などを拾い集めた。
学校側のグリーンロードでは、同校1年生が初めての清掃活動に精を出した。軍手をつけた児童は、ゴミがないか一生懸命に探し、紙くずなどのゴミを見つけると、「見つけた!」、「ゴミがあった!」と大きな声が飛び交っていた。ガラス類などの危険物は、保健委員の上級生がバケツと火バサミを持って同行し拾い集めていた。
保健委員長の工藤后織さん(6年)は、「みんなが遊ぶところをみんなで清掃した。今回、委員長となり、初めての行事で頼りにされるようになり、不安もあるが、みんなで清掃活動が出来て楽しい」と話した。
9:30頃には、拾い集めたゴミを学校まで持ち帰り、待機しているゴミ収集車が回収した。
次回は、6月5日(木)の「環境の日」に開催を予定。6月の1ヶ月間を環境月間とし、小樽市でも環境の日とあって、積極的に清掃活動に取組み、多くの参加者を呼び掛けている。今回、初めて清掃場所を変更して、運河公園に集合し、色内方面側臨港線までの活動を予定している。問合せ0134-32-4111 内線462 生活環境部廃棄物対策課。
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