ふるさとまちづくり協働事業 助成12事業を報告


 平成26年度の「小樽市ふるさとまちづくり協働事業」で、5月7日(水)、新規7事業と継続5事業の計12事業を、審査委員会から「助成対象とすべき」と報告があった。
furusatokyoudou1.jpg 同事業は、市と市民との協働による個性豊かなふるさとづくりを進めるため、主体的に行われる公益性の高いまちづくり事業を実施する団体に対し、30万円を上限に助成金を交付する制度で、2009年から行われている。
 3月3日から20日までを募集期間とし、20団体の応募があった。大津晶審査委員長を含む6名が審査員となり、4月21日(月)に公開審査を行い、応募団体から事業の説明を聞いた。それをもとに、22日(火)、審査委員全員で検討し、5月7日(水)10:00、市役所(花園2)本館市長室で、大津審査委員長が中松義治市長に報告。それを受けて、中松市長は、助成の決定を9日(金)に下す。
 大津審査委員長は、「例年と同じようにまちづくりに資するか、特に今年は、公益性を重視しているかの2点について配慮した。furusatokyoudou2.jpgそれらを踏まえて高い評価を得た事業が採択された。公益性とは、市の政策やこのような助成事業が、より市民全体の公益を増進するべきものに一層の配慮をしようと考えた。このような取組みが参考になり、輪が広がり、継続し、当初の目標を達成してもらいたい。助成をきっかけに持続的で自立的に事業を続けてもらいたい。採択されていない事業についても活動を頑張り、来年チャレンジしてもらいたい。特徴としては、子育てに関心が高く、まちづくりの助成の枠組みでも育児支援があり、いろいろな形が続いている。横のネットワークを広げてもらいたい」と話した。
 中松市長は、「平成26年度の予算編成の中で、ひとつの柱として子どもたちのために事業をあてた。子どもたちをどうやって育み、また増やしていくか、育てやすい環境づくりが重要となる。援助やサポートをしていきたい。ご指導をいただきたい」と話した。
 助成対象とすべきと報告があった12事業。
 ◎新規
  熱バレ第2回小学生ソフトバレーボール大会
  おたる街並みスケッチ大会
  おたるワークステーション
  元気な心は体から!
  はぴらいず事業
  いつでも・どこでも・だれもが・本好き小樽の町
  自然と親しもう!なえぼ公園夜桜ライトアップと昔体験カンテラづくり
 ◎継続
  真夏の~北運河サウンドエナジーvol.3
  2015朝里十字街雪まつり
  小樽元気つくり隊
  おたる案内人ジュニア育成プログラム
  ベビーマッサージキャラバン
 ふるさとまちづくり協働事業
 関連記事