お釈迦さまの誕生日を祝う ! "花まつり" 5/9開催


hanamatsuri.jpg 130年の長きに渡り活動を続ける小樽佛教会(北條惠一会長)では、5月9日(金)に、「花まつり」を、小樽市民会館(花園5)大ホールで開催する。同館ロビーには、来場者がお釈迦様に甘茶を捧げらるように花御堂を設けている。
 同佛教会は、市内67ケ寺が集まり、毎年、4月8日のお釈迦様の誕生を祝う「花まつり」を、北海道の気候にあわせて5月上旬に開催している。
 13:30から、市内の11の保育園・幼稚園を招待し、一般市民も自由に無料で入場できる「子ども花まつり」が開かれる。
 最初に、ステージ上で法要を行う灌佛(かんぶつ)式が行われ、甘茶と約束の言葉を捧げる。マスコットキャラクター「のんの君」が登場し、会場に華を添える。
 14:00から、ひのき屋・わいわい音楽隊によるコンサートが開かれ、子どもも大人も楽しいひと時を過ごすことができる。上演時間は45分で、15:00には終了する。
 夜の部は、18:00から同会場で法要後、雅楽演奏家で俳優の東儀秀樹氏を講師に迎え、「雅楽のこころ 音楽のちから」と題して講演会を予定。すでに、チケット1,500枚を完売している。小樽佛教会雅楽部や後志雅楽愛好家とのコラボ演奏も見所となる。
 東儀氏は、奈良時代から続く楽家の家系に生まれ、宮内庁楽部で演奏。日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割を担ってきた。さまざまなジャンルとコラボし、雅楽の持ち味を生かした創作に力を入れている。
 同会担当者は、「お釈迦様の誕生を祝うため、毎年同じ時期に開催している。イメージキャラクターのんの君も登場し、多くの方に参加してもらいたい。ロビーでも甘茶を捧げてもらいたい」と話した。
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