スポーツ吹矢の市民への周知と会員の技術向上、会員増を目指し、日々活動してきたスポーツ吹矢小樽運河支部(稲垣廣次支部長)は、今年で設立5周年目を迎えた。
同支部は、2009年に全道で5番目の支部として立ち上げた。現在は18支部あり、それぞれに日々練習に励んでいる。
2013年9月21日開催の第68回国民体育大会(東京都多摩市)では、デモンストレーションとしてのスポーツ行事で、スポーツ吹矢が行われた。
同大会は、開催都道府県に住んでいる人が参加できる行事で、スポーツ祭東京2013では、57種目を実施。スポーツ吹矢では、ジュニア30名含む666名が参加した。全国での愛好家は3万人を超えている。
スポーツ吹矢とは、5~10m離れた円形の的をめがけて息を使って矢を放ち、その得点を競うスポーツ。性別・年齢問わず誰でも手軽にでき、ゲーム感覚で楽しめるスポーツとして親しまれている。
また、健康効果の秘訣として、腹式呼吸をベースにしたスポーツ吹矢呼吸法があり、病気の予防・改善・リハビリとして効果がある。精神の集中を高め、ストレスの多い日々を過ごす中で、心地よい緊張と静かな時を過ごせるスポーツ吹矢は、大人だけでなく子供の注意力の向上にも効果があると言われている。
同支部では、月2回、小樽市総合体育館で無料のスポーツ吹矢教室を開催し、公認指導員でもある稲垣支部長のほか有段者が指導している。
全道で初めてのジュニア1級の貝美咲さん(10)は、初段をめざして、熱心に大人に混じって練習に励んでいる。
同会では、現在、会員を募集中で、詳しくは、稲垣支部長(080-1884-0727)まで。(スポーツ吹矢運河支部提供)