小樽ご当地キャラクター”運がっぱ”に、創業95年のゴム靴製品等を製造販売する株式会社ミツウマ(奥沢4)から、同社制作のスペシャル長靴がプレゼントされた。
その贈呈式が、3月3日(月)10:30から、同社内講堂で開かれ、関係者が見守る中、小舘昭一代表取締役社長から長靴が手渡され、運がっぱから小舘社長へ感謝状が贈られた。
早速、長靴姿の運がっぱが初披露され、会場は大いに沸いた。
運がっぱは、小樽の発展と活性化を願い各地のイベントへ参加し、活動範囲を広げ、PR活動に積極的に取り組んでいる。
雪や雨による足元のコンデションの悪さに気を使って、ビニールを足に被せるなど工夫をしていたが、限界があり、悩んでいた運がっぱ。昨年の暮れに、この悩みをツイッターで、仲間達とつぶやいていたところ、同社がその悩みを解消しようと、無償でベテラン職人が試行錯誤を重ね制作し完成させたという経緯がある。
運がっぱの長靴は、規格外となり、同社の工業用の大型ゴム用品部門の職人が考えて制作したオリジナル。ゴムを長靴型に貼り合わせ、正面に大判のミツウマのエンブレムを付けた。2月に制作に取り掛かり、失敗を繰り返して半月ほどの期間を経て完成。
靴の大きさは35cm。後ろを編み上げタイプにし、運がっぱカラーの黄緑色の紐をつけ、デザイン性と機能性を両立させた。片方で2kgの重量がある。
同社小舘社長は、「3月3日はミツウマの日で、今年は午年で馬が3つ並んでいる。小樽市のために何かできないかと思い、ちょうど良い機会となった。運がっぱが長靴を履いて、小樽市の発展のためにと作らせてもらった」と挨拶し、引き続き、株式会社石井印刷・石井伸和代表取締役社長は、「3月3日の記念すべき日に、ビックプレゼントをもらい、支援に感謝している。陸に上がった運がっぱに必要不可欠な長靴をいただき、今後、小樽の観光に是非貢献していきたい」と話した。
贈呈式後、運がっぱは、長靴を履いて工場内を見学し、社内でも人気の的となった。制作した職人さんにも長靴姿を見せた。
その後、長靴を履いた運がっぱは、一般市民へ初お披露目として、運河プラザを出発し、運河を散策。行き交う人々の注目を集めていた。道路は、雪や水たまり状態で、早くも長靴の威力を発揮していた。
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