2014年度国立大学2次試験(前期日程)が全国一斉に行われた。
小樽商科大学(山本眞樹夫学長・緑3)では、入学試験(前期日程)が、2月25日(火)9:50から始まった。校内10会場に分かれ、757人が合格を目指し試験に挑んだ。東京試験会場の河合塾麹町校でも28人が受験し、既に推薦で92人が決定している。
同大学では、305人の定員に対し836人の志願者で、昨年より65人少ない。内訳は、昼間コース定員280人に対し志願者691人。志願倍率2.47。昨年の2.7倍より減少した。減少した理由のひとつとして、理系や看護系の人気が強いことが考えられる。夜間主コース定員20人に対し124人の志願者で、志願倍率6.2。昼間コース専門高校・総合学科は、定員5名に対して志願者21人、志願倍率4.2となった。
志願者の出身校所在地では、94%が道内出身者で、ほぼ例年並み。内訳は、昼間コースで道内出身校は660人。このうち小樽市内の高校出身者は35人。夜間主コース道内出身校は119人、小樽出身校は14人。昼間コース専門高校・総合学科での道内出身校は19人、小樽出身校は1人だった。
現役・浪人別では、651人が現役、185人が浪人で、79.8%が現役が占め、ここ数年は、75%から80%が現役となる傾向。現役は、昼間コース539人で78%、夜間主コース94人・75.8%。昼間コース専門高校・総合学科では18人・85.7%。浪人は、昼間コース152人・22%、夜間主コース30人・24.2%、昼間コース専門高校・総合学科は3人で14.3%だった。
穏やかな日となったが、試験当日は、JR北海道で信号機のトラブルにより函館線・千歳線を含め電車の運休や遅れが相次ぎ、受験生にも多少の影響が出た。小樽駅9:00発小樽商大行きのJRバスを待つ受験生は、長蛇の列を作り混雑したが、試験開始時刻には間に合った。
同大の第1試験室(104講義室)では、緊張した雰囲気の中、係から受験の注意事項が告げられ、問題用紙等が配られた。9:50から、英語・小論文の試験が始まった。終了時間は17:30。
合格発表は、3月7日(金)10:00から、同校ホームページや同校前の掲示板で発表する。
なお、後期日程では、昨年より86名多い469名が志願。定員90名で志願倍率は5.2となっている。
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