小樽市に顕著な功績!松田さんと城さん表彰


kourousyo.jpg 小樽市の自治、教育文化、産業、社会等の振興発展に顕著な功績のあった者に贈られる「小樽市功労者表彰式」が、12月25日(水)13:30から、市役所本館(花園2)市長応接室で開かれた。社会民生部門に松田一郎氏(76)と城守氏(75)の2名が選ばれ、小樽市長から表彰楯と記念品が手渡された。その様子を、保護司会や医師会メンバーら見守った。
 中松小樽市長は「長年に渡り、小樽市のためにご尽力を頂き、お礼を申し上げます。今年一番に功労者として表彰したい松田さんと城さんを選考委員会で決定した」と話し、横田久俊市議会議長は、「社会の奥深いところまで苦労する分野だと思う。なお一層拍車をかけてもらいたい」と栄誉を称えた。
 同功労者は、昭和45年に始まり、自治振興3名、教育文化65名、産業経済26名、社会民生32名を表彰し、今回の2名を合わせると128名を表彰している。
 松田氏は、保護司として37年間、受刑者の出所後の就職援助や非行・犯罪を犯した人の立ち直りを支える活動を続け、この間、小樽地区保護司会事業部長、同副会長を歴任。指導者として、後進の育成にも協力。また、小樽人権擁護委員協議会会長となり、人権問題を抱える市民の相談者として、幸せに暮らせる社会を築くことに尽力。現在も小樽人権擁護委員協議会顧問を務める。
 城氏は、小樽市医師会理事に就任し、平成17年からは会長を務め、市民の健康づくりに貢献した。さらに、30年以上学校医を務め、医師として、地域医療、保険衛生など多大な貢献をした。小樽市社会福祉協議会会長や小樽市教育委員会委員長など、小樽市の医療、福祉、教育等の発展向上に努めた。
 受賞を受け、松田氏は「小樽で生まれ、小樽に学び、多くの方に育てられ、機会があり保護司や人権擁護委員を務めた。保護司も今年任期満了となり、無事に終えほっとしていたところ、大きな賞をもらい驚いている。今までにもいくつかの賞をいただいたが、この度の小樽市功労賞は、後にも先にもないと思うのでありがたく思う」と話し、城氏は「大変名誉な賞で光栄に思っている。表彰を受け、何をしたのか、私ひとりの力ではなく、多くの人の協力があっての賞だと思う。医師会の活動のひとつの功績であるならば、代表していだたきたい。まだ、開業しているので、無理をしないように役立ちたい」と喜びを語った。
 その後、和やかに歓談が進められた。
 小樽市功労者表彰規則