社会福祉法人小樽愛育会・愛育保育園(花園4・吉井惠子園長)では、12月3日(火)9:30から、小樽みなとライオンズクラブの協力により「おもちつき会」を、同園1階ホールで開いた。
0歳から就学前の園児83名と同クラブのメンバー11名が参加。餅つきの元気な掛声が会場に響き、つきたての餅を味わった。年少以上の園児達は、エプロンと三角巾の身支度で集まり、餅つきを体験した。
小樽みなとライオンズクラブ(色内1・鈴木喜明会長)は、現在48名の会員。毎年この時期に保育園や幼稚園を巡回し、今回で37回目となり、餅米12㎏とあんこ8㎏を寄贈した。鈴木会長は「美味しいお餅をみんなと一緒に食べに来た。がんばりましょう」と挨拶した。
餅米は、4回に分けて蒸し、木臼に移された。オレンジの揃いの半纏を着た11名のメンバーが交代で餅つきをはじめ、保育園所有の2つの臼の周りを囲むように園児達が座った。会場には、餅米の香りが漂い、「よいしょ!よいしょ!」と元気な掛声が響き、賑やかな餅つき会となった。
園児達も、順番に餅つきを体験し、自分達でついたつきたての餅を、黄な粉や砂糖醤油にまぶし、「美味しいね!」と、小さな口いっぱいに餅をほお張っていた。
ぬのけんたくん(6)は「杵は重くなかった。お餅つきをして楽しかった。お餅は美味しかった」と笑顔で話した。試食がすんだ園児達は、予め丸めてあるあんこを、つきたての餅で包み、あんこ餅を先生の指導の下、上手に丸めて作った。
同園・谷村精俉理事長は「いつもと違った餅つき会で、子ども達も喜んで参加し、大変うれしい。いつもは、2回の餅つきも大変な作業となるが、大勢の人にお手伝いいただき、沢山の餅をつき大変感謝している。37回目と聞いているが、今後も幼稚園や保育園で餅つきを続けてもらいたい」と話した。
同園では、毎年1月に「おもちつき会」を行っているが、今年は、同クラブの協力があり12月に行われた。
11:30頃から同園の昼食で、つきたての餅を入れた力うどんが振舞われた。
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