天狗山の初冠雪の便りに続いて、11月11日(月)、小樽の街に本格的な雪が舞い、今シーズン初のマイナス気温も記録。北国小樽に長い雪の季節がやって来た。
札幌管区気象台は、「10日夜から11日にかけて、北海道の上空に真冬並みの寒気が入り、強い冬型の気圧配置となり雪が降る見込みで、局地的に大雪となるおそれがあります」との気象情報を発表(11月10日11時41分)。
10日夜から11日にかけての小樽は、気温が上がらず、マイナス気温の連続となり、真冬日状態となった。夕方からは雪が強く降り出して、今シーズン初の積雪深を記録した。
市内勝納町にある小樽特別地域気象観測所のデータでは、11日17:00に今冬初の積雪深3㎝、18:00~22:00に6㎝、23:00に7㎝を記録し、今冬の小樽の積雪初日となった。
また、気温も上がらず、1日中0.4℃~−3.1℃となり、真冬日状態で終始した。
このため、市街では、市民や観光客も傘をさして足早に歩を進めていた。市内各所では、雪かきに追われる人の姿が目立った。
「雪国の宿命だからしょうがないけど、腰を痛めないようにしないと、長い冬が乗り切れないよ。これからが本番で、先を考えると気が重いけど、雪の風情でも楽しむしかないね。」
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