ホワイトウイング10周年記念! 歌や手遊びみんな笑顔に


 子育て支援サークル「ホワイトウイング」(松並るみ代表)では、結成10周年を記念して、小樽在住のミュージシャン・おがわとーる氏とのコラボイベント「いっしょにあそぼうスマイルタイム」を、11月6日(水)10:20〜10:50に、赤岩保育所内(赤岩2・丸谷清美所長)にある小樽市地域子育て支援センター「風の子」の開放日に合わせて開いた。
 ホワイトウイング6名のメンバーが、歌やパネルシアターなどを披露し、同所に通う園児と支援センター利用者約100名が楽しんだ。
whitewing1.jpg 赤岩保育所は、現在0歳から就学前の園児100名が在籍。地域子育て支援センター事業「風の子」を開設し、月曜日と水曜日の9:30から11:00までセンターを開放して、普段は体操と歌のミニ授業を15分行っている。今回はその拡大版となった。
 ホワイトウイングは、メンバーが小樽市の子育て支援課主催のリーダー会議に出席、そこで出会い、同支援課の協力を得て、2003年に「子育てボランティアサークル」を結成。今年で10年目を迎え、現在7名の会員。大きなイベントは年1回で、料理教室を4〜5回開催し、定着してきている。多くの子ども達が親子で参加できる場所をと考え、市の施設である「風の子」での記念イベント開催に至った。
 おがわ氏とは、昨年ウイングベイでのイベントでコラボし、今回2回目となる。打ち合わせを繰り返し、同イベントを盛り上げる大きな力となった。
 オープニング曲「スマイルタイム」は、おがわ氏の作詞作曲で、今回初披露となった。歌詞の中に「白い翼は どんな色にも 染まる未来の 宝物」とあり、「ホワイトウイング」という会の名前の由来が織り込まれていた。
 その後、大きな絵本「ちゅうちゅう」をメンバー5人での読み聞かせ。おがわ氏のギターや楽器の効果音が響き、読み聞かせに臨場感を出していた。
 「たまごがころん」のパネルシアターでは、様々なたまごからどんな生き物が生まれるかを、子ども達も参加しながら考える内容。にわとり・カラス・ダチョウ・カメ・ヘビ・おばけ・恐竜と、次々とたまごが出てきて、会場から「おかあさん!」と元気に呼びかけ楽しんだ。
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 同保育所の保育士2名が忍者に扮し、「忍者のハヤトと忍者のオソト」の曲が、おがわ氏の生演奏と歌で流れる中、その場で体を動かした。忍者のスローな動きと素早い動きに合わせて、早く動いたり、遅く動いたり、みんな笑顔になった。メンバーが用意した折り紙の手裏剣を会場に撒きながら、忍者は退場した。
 最後に子ども達のなじみの曲「ほしぞらカーニバル」をみんなで歌い、踊り、シャボン玉も舞い、大いに盛り上がり、30分間の短いショーは終了した。
 風の子に参加の幸町在住の親子は「9ヶ月の女の子と3回目の参加で、楽しそうに喜んでいたので、来て良かった。今後も参加したい」と話した。
 松並代表は「私自信も満足した。知っている歌を選び、子ども達も盛り上がり良かった」と話し、おがわ氏は、「子ども達は、はしゃいだり、騒いだりせず、きちんと話を聞いていた。効果音は即興で、楽しんでくれた」と話した。
 小樽市地域子育て支援センター風の子
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