博物館の冬支度! 展示車両のシート掛け


syaryosheet1.jpg 小樽市総合博物館(手宮1)では、冬期間の雪や雨から、構内に展示している35車両を守るためのシート掛け作業を、11月16日(土)午前中から同館職員が開始した。午後からは、同館職員とNPO法人北海道鉄道文化保存会(飯田勝幸代表)会員やボランティア10名で作業を行った。
 昨年は、あいにくの雨に見舞われ、濡れたままでシートを掛けると錆びやすくなるため中止となった。今回も10日(日)を予定していたが、雨で中止となり、15〜16両を目標に、16日(土)・17日(日)の2日間行ない、23日(土)も予定している。
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 構内には特急用ディーゼル動車「キハ82」、「C5505」の蒸気機関車など全部で50両を展示している。その内の35の車両にシートを掛ける必要がある。
 展示車両へ梯子をかけて上り、シートを広げ、シートについている紐を車両に縛りつけ、1車両に3枚のシートを使用。10人が手分けをして行っても、なかなか手間のかかる作業。
syaryosheet3.jpg 飯田代表は、「潮風が吹き、雪の中に含まれる塩分の錆びによる車両の傷みが激しい。応急手当をしているが、次から次へと錆びてしまい、守るためのシート掛けは、大変重要な作業。大切な車両が多く、以前は、業者に頼んでいたこともあった。会も高齢化が進み、今後方法を考える必要がある」と話した。
 なお、23日(土)も同じ時間に行われる予定。当日雨や朝の天気予報で小樽に傘マークがある場合には中止となる。
 問合せ先:0134-61-7777 NPO法人北海道鉄道文化保存会まで
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