第10回みんなあつまれ!ちびっこフェスティバルが、10月25日(金)10:00から、小樽市いなきたコミュニティセンター(稲穂5)4階体育館といなきた児童館を会場に開催。就学前の子どもを対象に150組の親子が参加し、各コーナーは賑わった。
今年で10回目を迎えた同フェスティバルは、子育て支援策の1つとして平成16年度から始まり、市内の公立保育所6ヶ所・保健所・子育て支援ボランティアなどの子育て団体が、協働で企画・運営している。当日のスタッフは57名。
子育て支援センター風の子(赤岩保育所内)のスタッフが、1ヶ月かけて準備した手作りトンネルなどが楽しめるミニアスレチックコーナーや、おままごと・絵本コーナー、コロコロボール、手作りのワニが出てくるワニワニパニック、手作りの金魚すくいなど、子ども達が楽しめるコーナーが会場を埋め尽くした。母親と手をつないだ子ども達は、各コーナーをはしごしながら楽しんだ。
保護者向けには、市立小樽病院から採血などのプチ健診や、ファミリーサポートセンターが開く身長・体重測定、栄養士による栄養相談、予防接種の相談なども受け付けていた。また、保育所の給食やおやつのピザ風おやきやかぼちゃ蒸しパン、鮭ザンギなどのレシピが紹介された。
10:20のオープニングでは、杜ひろランドやボランティアスタッフによる「バナナのおやこ」や「南の島のハメハメハ大王」のミュージックペープサート(紙人形劇)が披露され、親子で楽しんだ。
エンディングで踊る時に使うスティックを親子で作る工作コーナーもあり、真剣に取り組む姿が見られた。
今回初めての「お話なあ~に」では、絵本の読み聞かせや手品、「おおきなかぶ」の人形劇を披露した。
毎回好評のいなきた児童会館いっぱいの紙のプールコーナーでは、チラシなどを細かくちぎった紙が大量に敷き詰めてあり、多くの子ども達が集まって、もぐったり被ったり存分に楽しんでいた。
11:30にはエンディングの催しを行い、ちびっこフェスティバルの人気者着ぐるみ「のこちゃん」や動物に扮したスタッフが登場し、エンディングに花を添えた。
ペープサートの後、会場で手作りしたほしぞらスティックを持ち、曲に合わせて踊り、名残惜しまれながら閉会した。
市内在住の3歳の男の子と一緒に参加した母親は、「上の子でこのフェスティバルを経験し、以前より各コーナーが分りやすく、新しく変わったところもあった。子どもは工作を楽しんだり、ワニワニパニックがお気に入りで、すごく楽しそうにしていた。来年も参加したい」と親子で満足した様子だった。
小樽市立奥沢保育所・小樽市地域子育て支援センター「げんき」の深谷智佳子所長は、「同フェスティバルは、小樽で子育て支援に関わる保育所、幼稚園、子育てボランティア、保健師、栄養士、ファミリーサポートセンター、多くのスタッフで企画したり準備をしてきた。今日は、大勢の親子が楽しく遊ぶ姿を見ると、私たちもとても嬉しい。小樽でも楽しい子育てがきることを皆さんにお知らせしたい」と話した。
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