小樽市の産業振興を目的に連携するため、市と株式会社北洋銀行は、10月23日(水)14:30から、同銀行本店(札幌市中央区)7階会議室で、連携協定調印式を開いた。
中松義治市長や同銀行石井純二取締役頭取らが出席し、「小樽市と株式会社北洋銀行との連携及び協力に関する協定書」を締結した。(写真提供:小樽市総務部企画政策室)
小樽市は、金融機関との協定は初めてのこと。同銀行は、北海道、札幌市、函館市、江別市、ニセコ町、倶知安町と連携協定を締結し、今回の小樽市で7例目となる。提携の内容は、地域経済や観光産業の活性化、企業誘致の推進に資する事業と、その他協議により定める事項とした。
市は、これまでにも同銀行からの支援を得ている。平成23年3月中国・上海で、小樽市東アジア等マーケット開拓事業の開催時や、今年9月東京で、同銀行主催の「インフォメーションバザール」に小樽市の食品製造会社などが参加し、商談会を行った。
また、小樽のイベント潮まつりや小樽雪あかりの路への観光プロモーションを北洋大通センター内で開催し、海外への観光誘致なども協力。企業立地情報の提供や、昨年東京開催の企業立地トップセミナーの事業の実施においても支援を得ている。今後より一層の積極的な連携と協力を行い、小樽市の産業の振興及び発展に寄与することとしている。
市は、11月15日大阪市内において、「企業立地トップセミナー」の開催を予定。協定後、同銀行から企業紹介などの協力を得ている。
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