交通安全"無事かえる"マスコット配布 小樽桜陽高校


ohyokotuanzen1.jpg 小樽桜陽高校(長橋3・菅野昭浩校長 )では、、9月30日(月)16:00から、市道長橋十字街交差点で、「秋の交通安全運動」啓発ボランティアを実施した。小樽市では、9月21日から30日までの10日間、秋の全国交通安全運動が実施され、その最終日に行われた。
 あいにくの小雨が降る中、同校1年生から3年生までの19名の生徒と菅野校長ら担当職員、小樽市生活安全課、小樽警察署、小樽交通安全協会らが参加。信号待ちしている乗用車に同校生徒が交通安全啓発としてメッセージ付きかえるのマスコットを100個を配布した。
ohyokotuanzen2.jpg 同校では、除雪ボランティアや雪あかり、読み聞かせや募金活動など、様々なボランティア活動を積極的に取り組んでいる。その中で、家庭科を選択している3年生やお菓子研究同好会の活動の一環として、他県の高校の取り組みを参考にし、交通安全啓発ボランティアを行いたいと小樽市へ相談し、今回初めて実施された。
 配布されたマスコットは、フェルトで出来たカエル。各地で交通安全のお守りとして使われ、”無事かえる”と名前がついている。それを工夫し、交通安全の願いを込めひとつひとつ手作りし、140個が完成した。「運転お疲れ様」「安全運転に協力を」「気をつけて帰ってください」などと書かれたメッセージを添えて配布した。
ohyokotuanzen3.jpg 信号待ちで停車した乗用車に、警察官がドライバーに声をかけ、高校生は「安全運転に協力してください」とマスコットを手渡した。ドライバーもかわいいマスコットに笑顔で対応していた。生徒達は雨に濡れながら乗用車に近寄り、笑顔で安全運転を呼びかけていた。30分ほどで、用意した100個を配り終えた。
 同校3年佐藤誠斗君は「交通事故をゼロにしようと、秋の交通安全運動が行われている日に、ドライバーに、マスコットを渡したら笑顔で受け取ってくれたので、僕も笑顔になった。将来は警察官になりたいので、参加した」と話した。