ニュージーランド(クライストチャーチ)国籍のハーブラウ・ブレイデン・グレイムさん(23歳)が、小樽で外国語指導助手(ALT)として着任することとなり、8月16日(金)に小樽市長を表敬訪問した。
同氏は「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」による外国語指導助手で、8月26日(月)から潮見台中学校に着任。その後市内の中学校等で指導にあたる予定。1年ごとの更新となる。
JETプログラムとは、外国語教育の充実と地域の国際交流の進展を図り、日本と諸外国との相互理解の増進と地域の国際化の推進を目的とし、昭和62年に開始し、今年で27年目。参加者も約4,400人と増え、ALTも参加者の職種のひとつ。
同氏は、8月4日に来日し、東京で研修。7日に来道した。ニュージーランドの大学で日本語を勉強。テニスやバレーボールが得意。日本は今回が初めて。
中松市長は、以前にクライストチャーチを訪問したことがあり、自然豊かな町で景色も良かったと懐かしそうに語り、同氏を交えて、和やかに歓談し、「小樽の子ども達は良い子ばかり。食べ物や遊びなどを楽しみながら頑張ってください。ALTの仲間と会話を持ち、孤立しないように。暑い日が続くが倒れないように」と激励した。
同氏は、「北海道の沢山ある祭りを見たり、沖縄の水族館にも興味がある。子ども達へは英語の指導はもちろん、ニュージーランドの文化も伝えたい。例えば、少数民族のマオリ族の文化やニュージーランドの民族ダンス(ハカ)、日本語と似ているマオリ語も教えたい。教室ではシャイな子ども達ともテニスやバレーボールを通じて触れ合いたい」と抱負を語った。
◎JETプログラムHP