「平成25年度小樽市ふるさとまちづくり協働事業」の助成対象事業が、5月13日(月)、新規6事業と継続6事業の12事業に決定した。
小樽市では、市民と協働によるまちづくりを進めるため、個性豊かで公益性の高いまちづくり事業に取り組む市民団体に対して、上限30万円以内を助成する「小樽市ふるさとまちづくり協働事業」を、2009年から行っている。小樽ファンが支えるふるさとまちづくりに寄せられた寄付金の一部を充てている。
平成25年度は、3月4日から19日までの事業募集期間中に14事業が応募し、4月19日に、小樽商科大学准教授の大津晶氏が委員長を務め、学識経験者、マスコミ、経済、観光業者など7名で構成する審査委員会を開催し、誰もが傍聴可能な公開審査が行われた。その結果を、5月13日(月)16:30から、市役所(花園2)本館市長室で、大津審査委員長から中松市長に報告が行なわれた。これを受けて中松市長が最終決定を下した。
大津委員長は、「活動が市民レベルに、小さな子どもがいる母親など、この事業がねらいとしている市民の草の根的な活動といったような、まちづくり活動を支援する面がより強く出てきている印象がある。子どもに関する事業が多く、ベビーマッサージや観光大学校のジュニア育成など、地域社会で子どもを育てることが、長い目で見てのまちづくりに繋がる事業が多く、全体としての特徴だった」と話した。
助成対象事業は次の通り