旧手宮線の清掃活動 "クリーンアップウォーキング"


cleanupwalk1.jpg 朝から小雨が降り、この時期にしては肌寒い日となった5月23日(木)、快適な環境づくり実践促進連絡会議(谷口美津江会長)では、午前と午後に分けて「旧手宮線クリーンアップウォーキング」を開催した。
 JR北海道株式会社札幌地区駅輸送業務センター小樽分所の協力で、散乱している空き缶やゴミを拾い集め、観光客に気持ち良く小樽を観光してもらいたいと始められ、今年で21回目となった。
 午前中は、相生町踏切から寿司屋通りの600mの旧手宮線の清掃に50人が参加。1時間ほどかけて清掃活動を行い、90ℓゴミ袋12袋、45ℓゴミ袋18袋のゴミを収集した。
cleanupwalk2.jpg 午後は、13:50に総合博物館手宮口ゲート前に集合。小樽駅前中央通りまで1,200mを清掃、午前に引き続きJR職員や老人クラブ、トラック協会、中央バス、沿線住民など40人が参加して行われた。
 同会赤間元副会長は、「平成5年から毎年行われている。今日は、肌寒く歩くと丁度良い天候。沢山の団体に手伝ってもらい感謝している。ご存知のように手宮線は、三笠市幌向鉄道と小樽を繋いだ日本で3番目にできた鉄道で、小樽の貴重な宝物である。この通路は、市内を横切り、市民、観光客に活用できないかと考えながら清掃活動に参加したい。無理をしないようにしていだだきたい」と挨拶。
 参加者は、雨に濡れ草が線路を覆い歩きづらい旧手宮線に入り、ゴミ袋を各自持ち、空き缶や風で飛んできたカップ麺の容器やトレーなどを拾い集めた。1,200mもの清掃区間を1時間かけて歩き、途中でゴミ袋がいっぱいになる人もいたり、それぞれのペースで集められていた。
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 中央バスでは5名が参加。女性職員は、「昨年に続き2回目の参加。地域に根ざした活動を、会社で積極的に参加していて良いと思う。自分もすすんで参加した。来年も時間があれば協力したい」と話した。
 終着点の小樽駅前中央通りには、清掃車が待機し、集めたゴミを積み込んでいた。参加者には、JR北海道からお茶が配られていた。