小樽市では、小樽在住の外国人を対象とした「日本語教室」を、4月10日(水)10:00から、小樽市生涯学習プラザ(富岡1)で開講した。
この教室は、小樽在住の外国人の生活支援を図るため、ボランティア団体「小樽日本語サポートクラブ(ONSA・新出京子代表)」の協力を得て、1995(平成7)年度から小樽市が開催している。今年度は、前期日程を4月10日(水)~7月3日(水)の毎週水曜日10:00〜11:30の13日間とし、後期(9月~12月)を合わせると30回の教室を開講する。
同クラブの日本語教授法を習得したベテランの講師3名が、アルクが出版する「にほんご1・2・3」のテキストに基づき、丁寧にアットホームな雰囲気の中で指導。今までに、ネパール、カナダ、中国など約40カ国の小樽在住の外国人300名以上が参加している。昨年の受講生は20名だった。
4月10日(水)の初日には、スウェーデンと中国からの2名が参加し、マンツーマンで授業が進められた。スウェーデン男性は、2012年12月に小樽へ移住。日本語の会話もある程度でき、「~やすい」「~にくい」の使い方を学び、「れいぞうこ/ビール/ひやす」の言葉を合わせて文章を作る練習問題を解いた。小樽に住んで1ヶ月の中国人の女性も、簡単な日本語の会話は可能で、「~してくださいませんか」を使った丁寧な言い方や、「~しています」の使い方を学び、「日本へ来てどのくらいになりますか」の質問回数が多いのではと、答え方を学んだ。
授業を終え、スウェーデン男性は、「とても面白かった。貼るや沸かすなど、新しい言葉を理解した」と話し、中国人女性は、「とても勉強になる。丁寧な言い方を学んだ。今後も続けたい」と感想をそれぞれに話した。
「日本語教室」前期 4月10日~7月3日・毎週水曜日10:00~11:30
小樽市生涯学習プラザ(富岡1)
受講無料 テキスト代実費 途中参加可能
問合せ 0134-32-4111内戦456 秘書課国際交流担当