3月22日(金)から始まる「第85回選抜高等学校野球大会」に出場する小樽北照高校野球部員18名が、小玉智校長や河上敬也監督と共に、3月6日(水)8:30に、小樽市役所(花園2)を表敬訪問した。甲子園出場は、昨年に続き5回目となる。
小樽市役所職員を代表し、中松市長より寄付金(目録)が吉田雄人主将に手渡された。
同校では現在テスト期間中で、野球部では7日(木)の最終日のテストを受けてから、静岡県浜松での強化練習へ出発するため、その前日に市長を表敬訪問した。
はじめに小玉校長が、「ご支援、ご声援のお陰。長く甲子園へ留まりたいと思う。生徒達の体調も仕上がりも万全で、しっかりと練習を積み、北海道の覇者として恥ずかしくない試合展開をしたいと思う」と挨拶した。
中松市長は、「2年連続ということで、甲子園の常連かなという思いでいる。是非頑張ってもらいたい。青森の光星学院との試合で残念ながら破れたが、大串君もしっかり投げてヒットも北照が勝っていた。打撃もピッチャーも一緒に頑張ってもらいたい。日程が決まったら、応援に駆けつけたい。体の故障をしないよう頑張ってもらいたい。出場おめでとう」と激励した。
河上監督は、「今年は悪天候で雪が多い中で、少しでも私どもの野球が希望と力になればと思う。精一杯甲子園で頑張りたい。応援よろしくお願いします」と述べた。
選手を代表して、主将の吉田雄人君(2年)は、「今年の小樽は雪が多く、確かに野球をするには厳しい環境だが、その中で積み上げてきた練習は、自分達の自信にも繋がっている。選抜では、小樽の地に誇りを持って北海道の代表として恥じないような試合をしていきたい」と述べ、また、「昨年の経験がある分、調整できていると思い、チームの状態は良いと思う。目標は、ひとつひとつ目の前の試合を勝ち抜き、結果一番上へ行きたい。いよいよ始まる大会で、去年の悔しさを晴らせるようにチームみんな全力でがんばりたい」と決意を新たにした。
投手の大串和弥君(2年)は、「小樽市民の皆さんに勇気と感動を与えられるような、チーム一丸となって優勝目指してがんばりたい。昨年は、甲子園で勝ち星がないので、今年は頑張りたい」と話した。
地元小樽から2名がベンチ入りし、菁園中学校出身の金子裕生君(1年)は、「初めて甲子園のベンチに入る。緊張しないで思い切ってプレーしたい。応援よろしくお願いします」と述べ、また、向陽中学校出身の山田宏夢君(1年)は、「初めての出場で、出番があれば、ピッチャーとして相手を押さえ、小樽出身なので地元小樽の人へ勇気と感動を与えられるようなプレーをしたい」と述べた。
改めて、市長は、怪我だけはしないようにと気遣い、選手ひとりひとりと握手を交わし激励し見送っていた。
今後の予定
7日(木)~14日(木) 静岡県浜松強化練習
15日(金) 組み合わせ抽選会
16日(土) 選手団出発大阪入り
19日(火) 甲子園練習
21日(木) 開会式リハーサル
22日(金) 選抜野球大会開会式