2月16日(土)、激しく雪が降る中、「わんわんパトロール隊」(近藤満子代表)が出動。交通安全や防犯への啓蒙活動を行った。毎年、雪あかりの路に合わせて行われ、今年は、2月9日(土)と2月16日(土)に行われた。
わんわんパトロール隊とは、幼稚園児・小学校低学年児童に対する犯罪を未然に防止し、登下校時の安全を守るため、平成16年10月に小樽市警察署生活安全課の依頼で、独自の犬のおまわりさん「わんわんパトロール隊」を結成し、現在、パトロール犬・約180頭が登録されている自主防犯パトロールメンバーである。小樽市防犯協会及び警察OB、連合町会代表、市内企業代表、小樽市警察署などの協力を得ている。
主な活動として、登下校時の安全を守る・犯罪防止・ゴミ拾い・セラピー活動・ボランティアなど、日常の犬の散歩時に出来る範囲で行っている。
16日(土)16:00に幸会館(幸3)に集合し、飼い犬と一緒に同隊員11名が参加。幸町会あかり路会場を含め1時間ほど、ティッシュを配り啓蒙活動を行った。
17:40には、小樽駅前交番に集合。隊員7名と6頭のわんわんパトロール犬に、警察官2名も同行した。駅前交番前をスタートし、駅前通りをパトロール。道行く観光客や市民にティッシュを配りながら、交通安全や防犯を呼び掛けた。ホテルノルドを右折し、ホテル街を通り、手宮線会場まで30分かけて練り歩いた。60個のティッシュが配られ、2日間で180個を配った。雪あかりの路開催中のため、歩道には人の波ができ、すれ違った人からは、パトロール犬に「かわいい」と声が掛かり、頭を撫でる人も多かった。
市内富岡町在住の笹岡さんは、ラブラドールレトリバーの太郎(8)と参加。「2歳で保健所から譲り受け、パトロール隊を始めて6年が経つ。潮まつりなどの時にも参加している。雪あかりの会場へはパトロールを兼ねて楽しませてもらっている。知らない方が話しかけてくれたり、みんな笑顔になり、輪が広がる。犬は人を癒す力がある。今後もパトロール隊の参加を続けたい」と話した。