小樽消費者協会では、恒例のリサイクル教室を、2月13日(水)13:00から、小樽市消防庁舎(花園2)6階で開催し17名が参加した。
今回は、不用品のファスナーを持ち寄り、ブローチ作りを楽しんだ。リサイクル教室初作品となり、ファスナーからどのようにしてブローチへ変身させるのか、参加者は興味を持ちながら会場に集まった。
同協会の3名が講師となり、見本のブローチをいくつかのバージョンであらかじめ作成し、胸元やテーブルに展示して指導にあたり、参加者は完成品を参考に制作に取り掛かった。
20cmほどのファスナーを開けた状態で、端の部分を細かく縫いギャザーを寄せ、花びらのように丸め、アクセントにビーズを付けて形を作る。土台の布に縫い付け、最後にブローチピンを付けて完成。それぞれが工夫を凝らし、世界にひとつだけの手作りブローチが1時間ほどで完成し、参加者はお互いにブローチを見せ合っていた。
初めて参加した市内50代の女性は、「以前洋裁をしていたので、金のファスナーの不用品があった。ファスナーからブローチを作ると聞き、これは参加しようと思った。まさか、こんな方法で作れるとは思っていなかった。家にまだファスナーがあるので、いろいろバリエーションも楽しみたいと思う。金のファスナーは上げ下ろしがスムーズに出来なくて、使い勝手が良くないが、素敵なブローチが出来上がった」と大変満足していた。
参加者は、セーターの上に着けたり、コートに着けて帰る人もいたり、完成したブローチを楽しんでいた。