小樽雪あかりの路に協賛し、群来と願掛けの縁起の良い商品がタッグを組み、恋の成就を願う「蕎麦とあんかけ焼そば同盟調印式」が、2月1日(金)16:00から藪半(稲穂2)で開かれた。
昨年の寿司対決に敗れた小樽あんかけ焼そば親衛隊(坂田理隊長)が、今年は小樽蕎麦商組合(小川原格組合長)に果たし状を突き付けるため、藪半に乗り込み試みるが、店内で蕎麦を食べていたゆるキャラ「運がっぱ」が仲裁に入り、「お互い縁起物同士、同盟を結んだら?」と提案、両者は調印し同盟を結ぶこととなった。
願掛け焼そば(あんかけ焼そば)は、具材に思いを込め、桜に形取ったにんじんは桜咲く、ウインナーは、WINNER(ウイナー)の勝者、入り卵は入るを意味し、雪あかりの路を訪れた多くの人に幸せが得られるようにと思いが込められている。一方、群来そばは、子沢山の象徴であるニシンを使い、とろろや大根おろしで群来を表現し、めでたく恋が成就し、結婚して子どもが授かるようにと願いが込められているという、共に縁起物。
小川原組合長は、「小樽の街を元気にし、蕎麦屋も元気にしたいと思い、企画に参加した。今小樽に群来が来て、今の小樽を築き上げたニシンで、もう一度小樽を盛り返したい。全部地場の食材を使おうと、ニシンは北ニシン。とろろ、そば粉、わかめなどの海草も小樽産。のりと数の子入りで小樽の海の景色を表現している。5つの食材をなるべく地場物にしようと考える。市民の頑張りに蕎麦屋も応援したい。バレンタインがあり、恋が成就すれば良いと思いを込めて提供したい」と話した。
坂田隊長は、「市民でも知らないことが多いので、常にイベントを仕掛け、あんかけ焼そばをPRしたい。小樽は寿司のイメージがあるように、寿司とあんかけ焼そばというイメージが定着するようにしたい。願掛けの具材が桜咲くや勝者に掛けているため、ムードがあるイベント”雪あかりの路”に是非来場してもらい、願掛け焼そばや群来そばを食べてもらい、思いを叶えてもらいたいと思う」と、それぞれに意気込みを語った。
<商品提供店舗>
願掛け焼そば
龍鳳、桂苑、五十番菜館、東香楼、小樽坂、じょっぱり亭、麺や恵海、梅月、
大丸、華舟、時代屋、ニュー三幸本店、めんこい亭 800円前後 2月末日まで
群来そば
藪半、一福、やま安 他2店舗を予定 1,200円から 3月末まで
にしんそば
伊佐美屋、更科本店、十間坂、志ん家、両国駅前店・塩谷店、信州屋支店、
そば処あさり、荒又、天狗山、そば順 900円前後 期間限定なし