国公立大学の2次試験(前期日程)が、2月25日(月)に全国一斉に行われた。
小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)では、9:50から11会場に分かれ、806人が筆記試験に挑んだ。東京試験会場の河合塾麹町校でも27人が受験した。既に推薦で90人が決定している。
同大学では、定員305人に対し901人の志願者で、昨年より53人少ない。内訳は、昼間コース定員280人に対し、志願者759人志願倍率2.7。夜間主コース定員20人に対し、120人の志願者で志願倍率6.0。昼間コース専門高校・総合学科は、定員5名に対して志願者22人、志願倍率4.4となった。
志願者の出身高校所在地は、道内が95%以上を占め、道外は約5%と例年とほぼ変わらない。昼間コースは727人が道内で95.8%、小樽は35名。夜間主コースは114名が道内で95.0%、小樽からは6名。昼間コース専門学校・総合学科は、16名が道内で72.7%、小樽からの志願者はいなかった。
現役・浪人別では、ここ数年75~80%が現役となり、今年度は712人が現役で、189人が浪人だった。内訳は、昼間コース606人で79.8%、夜間主コースは86人71.7%、昼間コース専門高校・総合学科は、20人90.9%が現役。浪人では、昼間コース153人で20.2%、夜間主コース34人で28.3%、昼間コース専門高校・総合学科では2人で9.1%だった。高卒認定(旧大検)、文部科学大臣が指定した者を浪人に含んでいる。
昨日からの大雪の予報に反してさほど雪が降らず交通障害もなく、予定通りに試験が開始され、英語・小論文、数学、国語の3科目に挑んだ。夜間主コースは、英語のみ、昼間コース専門高校・総合学科卒業生入試は、小論文のみの受験となった。
同大学入試課担当者は、「センター試験の平均点が高いと志望校を下げる傾向があり、間違いなく合格できる受け方の傾向を感じる。理系の人気が続いている」と話した。
合格発表は、3月7日(木)10:00から、同校ホームページや同校前の掲示板で発表する。