昨秋の第64回北海道高等学校野球大会で優勝を果たしていた北照高等学校野球部へ、1月25日(金)、日本高等学校野球連盟から、第85回選抜高等学校野球大会の北海道代表として甲子園大会出場への正式決定が届いた。
同校の甲子園出場は、平成3年初出場以来2期連続7回目の出場となる。
この出場を応援するため、「北照高等学校野球部第85回選抜高等学校野球大会出場後援会」を設置し、設立総会が、26日(土)17:00から花園遊人庵(花園4)2階で開かれた。
同後援会会長の中松義治小樽市長をはじめ、役員、関係者26名が出席した。本後援会は、小樽市、小樽市議会、小樽商工会議所、学校法人北照高等学校、北照高等学校PTA、北照高等学校同窓会、北照高等学校野球部父母会、OB会等の役員等をもって組織している。
大会出場には多額の出費を伴い、北照ナインの活躍を助けるためにも、多くの人々の援助を仰ぐよう総会を開催。後援会事業計画や収支予算案等について話し合った。
北照高等学校・小玉智校長は、「昨日連絡が来て、謹んでお受けすると返事をした。2期連続で、北照高校の名を全国に轟かす。昨今の経済状況を考えると心苦しいが、生徒達は自分達で一生懸命頑張り、精進に精進を重ね掴み取った勝利で出場。生徒達に思う存分試合をさせたい。応援してくれた方々には、さらに喜んでもらい、感動してもらえるような試合をしてもらいたい。さらに精進を重ねるよう、皆さんの力を借りながら、指導してまいりたい」と挨拶した。
中松市長は、「3月まで少し時間があるので、さらに精進を重ね、昨年初戦での敗退のリベンジをし、優勝を目指して頑張ってもらいたい。今年は、甲子園のスタンドで応援したい。市としてもできる限りの支援をしたい」と話した。
昨年の選抜大会の募金目標額を3,000万円としたところ、23,881,000円が集まり、使用額は29,121,423円だった。今年は2,500万円を募金目標額とした。依頼期間は平成25年1月下旬から4月下旬まで。同窓会名簿に基づき全国の約7,300名の会員へ依頼文書を郵送、市内企業等へ訪問し援助を募る。2月上旬から3月下旬まで、募金箱190箱を市内商店街、市役所等へ設置する予定。のぼりを補修し100本を設置する。
今後の予定は、3月15日に組合せ抽選、16日に選手団が小樽を出発し大阪入り。17日~20日甲子園練習、22日開会式が開かれる。
問合せ:0134-32-0331 後援会事務局(小樽市最上2・北照高等学校内)