小樽市小・中学校図工美術展が、1月23日(水)から27日(日)の10:00から、市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリー・多目的ホールで開かれる。主催は、小樽市教育委員会・小樽市教育研究会。主管は小樽市教育研究会図工・美術部会。
2012年度の小学校の図工、中学校の美術の授業で、生徒それぞれの学習ぶりが感じられ、素直に表現した力作が並ぶ。
作品数は、小学生の部は、平面228点、立体168点・合計396点。中学生の部は、平面480点、立体211点・合計691点。総数1,087点が会場いっぱいに展示され見応えがある。
絵画や粘土、木工など広い分野から出品した作品からは、子ども達の生き生きとした感動が伝わる作品展となっている。
会場では、若竹小学校6年生が紙粘土で人物を制作。スポーツ選手やコック、ギタリストと様々な特徴を上手く捉え表現した作品が並び、どれも表情があって面白い。小学1年生の絵画作品では、真っ赤な消防車やタイヤローラーなど、画用紙いっぱいに描き、働く自動車の迫力ある作品や、画用紙いっぱいに元気に描いた「じぶんのかお」。
小学2年生の「ひまわり」は、個性豊かに黄色い大輪が生き生きと表現されている。子ども達の発想の豊かさにも感心させられる。
担当教諭は「上手下手に関係なく、いろいろな趣旨に基づき展示。多くの児童の作品を展示するようにしている。この機会に多くの方々に見ていただきたい」と話した。
同美術展は、1月23日(水)から27日(日)までの10:00~17:00(最終日15:00)で、入場無料。