社団法人小樽青年会議所は、1月12日(土)15:10から、グランドパーク小樽(築港11)5階銀河で、1月定時総会を開き、会員43名が出席した。
同会は、創立58年目を迎え、現在の会員数は61名。”明るい豊かな社会”の実現を理想とし、次代の担い手たる責任感をもった20歳から40歳までの青年の団体として、「奉仕・修練・友情」という3信条のもとに行動している。
今年度第59代目の新理事長には、上野智真氏が就任した。上野氏は、「アメリカの公民権運動で活躍したキング牧師の言葉に、真の人間の価値は、上手くいっている時に満足するのではなく、困難に立ち向かい挑んでいる時に、その辛苦が分かると言っている。キング牧師の言葉をJCに例えるならば、奉仕、修練、友情のもと、JCの団体が成り立つ。楽しいことばかりの団体ではないが、高い志を抱き、目的を持ち、青年として何を考え何を思い、そして、この町の未来のために、どうフォローしていくか、試練があってこそ友情と奉仕の精神が生まれ、メンバー同士の絆が生まれる。2013年が始まるにあたり、今一度、青年会議所の意味・意義を皆様の心に置き、ひとりひとりが志を高く歩んでいきたいと思う」と挨拶した。
その後、事業報告、収支決算報告など8つの審議事項があり、全会一致で可決した。理事長バッチ、JC旗並びにプレジデントリーフの引継ぎも行われた。
高木紀和前理事長は、「1年間皆さんのお陰で理事長職ができた。理事長バッチをはずした瞬間、安堵感で心がほっとした。この1年間は、様々な経験で、谷あり山ありの大変な1年となった。この経験を2013年度の理事長に引き継いでもらいたい。13年度の皆様、責任感、心地良い緊張感を1年間持って、素晴らしい活動をしてもらいたい」と挨拶した。
今年度のスローガンは、”さきがけとなって行動しよう。心に刻まれる故郷小樽をめざして”。作成者への記念品贈呈式などが引き続き行われ、閉会した。