劇団アトリエ『打ち合わせ』公演 ヴェールボア


verrebois.jpg カフェ&フラワーショップ「ヴェールボア」(住吉町11・森義仁代表 )で、劇団アトリエ「打ち合わせ」公演が、12月15日(土)14:00と18:00の2回上演される。
 ヴェールボアとは、フランス語で「ガラスの森」。店内では、音楽、朗読会、ブックアート、作家による雑貨の展示と販売などのイベントを行い、料理、ガラス、花と合わせ、楽しめる空間作りに務めている。
 「小樽の町の中でも、店内で楽しめることの一環として、ヴェールボアのコンテンツとして芝居もあり、多くの人に知ってもらいたく、今回、劇団アトリエの魅力を発信したい」と森氏は話す。
 同店での演劇公演は2回目で、1年6ヶ月前に、演劇集合体マキニウム公演「初夏と交錯と花のカフェ」を上演している。
 劇団アトリエは、2011年に結成。自らの演劇の探求心を満たしながら、同時に人の心を豊にする作品作りを目指している。札幌を拠点に活動し、先月大きな公演「The Dream Diver」を終え、来年1月にも公演を予定するなど意欲的に活動している。
 オリジナルの書き下ろし脚本の芝居「打ち合わせ」は、小佐部明広代表による作・演出、キャストに小山佳裕・有田哲。札幌市外での公演は初めて。
 喫茶店に男ともうひとりの男が、打ち合わせをはじめるというところから、役者も観客もカフェの客という設定。同じフロアで椅子にすわってストーリーが展開される芝居「シチュエーションシアターIN Verre Bois」と名づけたスタイルで繰り広げられる。
 森さんは「先月のアトリエの公演を見て面白さがあると感じた。演劇は集団で取り組み準備し表現する。芝居する人の機会づくりである公演は、行われることが見る側にもチャンス。舞台と客席の体裁に決まりはなく、いろいろなスタイルがある。こういった取り組みを発信することで、地元小樽で演劇活動をされている方が企画に興味を持って頂くことも目的のひとつだと思う」と話す。
 イベント時のメニューにも、いろいろとアイディアを絞っている。音楽イベントの場合には、曲目に絡めたメニューや曲をイメージしたカクテルを提供。今回もライブ用フードメニューを用意している。
 12月15日(土)開演①14:00、②18:00(各開場:開演30分前)
 チケット:前売り1,200円、当日1,300円(1ドリンク付)
 会場・問合せ:0134-23-6411(兼FAX) カフェ&フラワーショップヴェールボア 住吉町11-10
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