12月4日(火)第46回衆議院議員総選挙が公示され、16日(日)の投開票日までの、12日間の選挙戦の幕が切って落とされた。
今回の年末の衆院選は、12党の政党が乱立する中での政権争いとなっている。選挙後の各政党の当選者数によっては、政党間での離合集散が、政権の行方を左右することになるとみられている。
小樽市・後志管内、札幌市手稲区を選挙区とする北海道4区には、立候補予定していた4氏が立候補者の届出を行った。
◎菊池 葉子(きくちようこ) | 61 共産新 | 元小樽市議 | 菊池葉子HP |
◎苫米地 英人(とまべちひでと) | 53 大地新(未来) | 元大学助教授 | 苫米地英人HP | ◎中村 裕之 (なかむらひろゆき) | 51 自民新(公明) | 元道議 | 中村裕之HP |
◎鉢呂 吉雄(はちろよしお) | 64 民主前(国民) | 元産業経済大臣 | はちろ吉雄HP |
( )は推薦支持 |
この4人以外に立候補を予定している者が見当たらないことから、道4区では、この4人での争いになると見られている。年末の雪の中での選挙戦が、16日までの12日間行われる。
道4区は、他選挙区を含む通算7回の当選を重ねている「鉢呂王国」となっているが、民主党への逆風や自身の大臣辞任劇などが、有権者にどのような影響が出るか、自民党新人が、自民党復権の流れの中で、どこまで票を伸ばせるか、共産新人は、民主・自民には任せられないとする反対票をどこまで集めきれるか、大地から出馬した新人が、どこまで既成政党の壁を崩せるかが焦点となっている。