北海道済生会小樽病院新築工事上棟祭が、11月7日(水)11:00から、新病院建設現場(築港114-1)病院棟エントランス待合ホールで開かれた。
施主の社会福祉法人恩賜財団済生会支部北海道済生会・新谷昌明会長代行、施工の株式会社熊谷組北海道支店・大塚拓実支店長ら、病院・工事関係者40名が出席して行われた。
新済生会小樽病院は平成23年12月に着工。「地域医療に貢献し、地域住民に愛され続ける病院」をコンセプトに、これまでの医療機能を継承しつつ、新たな価値の創造を目指し取り組んできた。
敷地面積19,147㎡に、病院棟は鉄筋コンクリート造5階建、エネルギー棟は鉄筋コンクリート造2階建、延床面積17,700㎡。保育所棟は、鉄筋コンクリート造平屋建、延床面積222㎡。
病棟数は、現在の287床から258床(一般病床208床・回復期病床25床)と25床減少する。現在地の駐車場は、60台と狭かったため、一般用148台駐車可能とし、車椅子用5台の駐車もできるほど広くなった。
平成24年10月末の工事進捗状況は41.2%で、11月に病院棟躯体完成を予定している。平成25年5月31日竣工。7月末に引越し、8月1日に開院の日程となっている。
施主の新谷会長代行は「無事故で円滑な工事が行われ、ご尽力・ご協力に感謝する。また、近隣の皆様にご不便をかけ、お詫びを申し上げる。地域に根ざし、さらに充実させるために新築に踏み切った。建築が進み、工事状況のスピードに驚いている。新しい病院では、地域特性に配慮しながら、一層有効に活用してもらいたい。建設が順調に進み、完成できることを願っている」と挨拶。
施工の大塚拓実支店長は、「無事故で順調に進捗し、ご苦労に感謝する。昨年12月1日に始まり、非常に良い進捗で喜んでいる。上棟祭を行い無事に進捗したことを、関係者や近隣住民に知らせることができ喜ばしい。来年5月末の竣工に向け、順調に最後まで無事故に進められるよう、改めて発注者にお約束し、上棟祭の言葉とする」と述べた。
続いて、エントランス屋上からバス回転スペースに向けて散餅・散銭が行われた。近藤真章病院長や工事関係者ら11名が散餅し、建物の無事完成を祈願した。
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◎済生会小樽病院新築工事進捗状況(平成24年11月7日)