おたる水族館(祝津3)では、7月4日から展示していたカピバラ3頭の展示期間が、9月23日(日)に終了し、カピバラとお別れすることとなった。
同館では、来館者がカピバラに餌を与えて、思い出にしてもらおうと「さようならお食事会」を、9月22日(土)、同館入り口右横のカピバラガーデンで11:30と13:30に行なった。
連休とあって、同館正面玄関前に入場券を買い求める人の列ができるほど、多くの家族連れが休日を楽しんでいた。13:30の同イベントでは、参加者が多数のため抽選となり、定員100名のところ150名が並び、くじを引いていた。係員に説明を受けた当選者100名は、担当者が牧草を数本束にした餌を与えながら、カピバラと記念撮影していた。
カピバラ3頭は、四国徳島動物園生まれで、9月15日に1歳の誕生日を迎えたお兄ちゃんは36kg、今年の1月に生まれたトクちゃん・シマちゃんは性別不明だが、約25kgに成長した。
水族館でカピバラが見られるとあって多くの人が興味を示し、愛嬌のある仕草で、同館の人気者となっていた。当初は飼育員に警戒していたが、徐々になれ、餌をねだるまで懐いていた。今後、24日(月)に出発し、国内の動物園へ移る予定。
餌を与えた市内小学5年生上田裕太君と4年生半田優頼さんは「くじが当たって良かった。初めてカピバラに餌を与え可愛かった。餌をひっぱられた」と楽しんだ様子だった。
なお、9月23日(日)11:30と13:30にも同イベントが開かれる予定。各100名が定員となっている。