2年に1度開かれる「おたる消費者まつり」が、8月31日(金)12:00から17:00まで、小樽都通り商店街(稲穂2)で開かれた。主催は小樽消費者協会。
「選ぶ 伝える つなげる 安全・安心」をテーマに、今年初めて小樽都通り商店街を会場にし、道行く多くの市民が足を止めていた。
同会(本前みさ子会長)は、灯油・ガソリン・食品等の価格調査、消費生活に関する学習会、施設見学、リサイクル教室、料理講習会を開き、産地直送農産物の斡旋、消費生活についての相談やアドバイスを行っている。より安全で安心、快適な暮らしを実現するため、常に学習と運動を推進している全市民的組織で、会員も募っている。
今回のイベントでは、JA新おたるから、会員に宅配している「夢希米(ゆきまい)」を1kg250円で、試食を兼ねて販売。小樽みそ工房は、無添加手づくりみそ1kg800円、南蛮味噌・ネギ味噌200円などの販売コーナーを設けた。また、家庭でのみそ汁の塩分を測定するコーナー、リサイクル教室でのアイディア作品展示、会員が手づくりの作品を持ちより販売するなど、多くの人が集まり買い求めていた。
環境を考え、レースのカーテンからエコたわし作りの講習や節電対策の紹介、電気コードをまとめる収納ボックスを販売。担当者は「皆さんの生活にプラスになるように手助けしたい」と話していた。
13:00から特設ステージでは、リフォームファッションショーが開かれ、同会員がモデルになって披露された。
本前会長は「市民の皆さんに活動を知ってもらい、会員、理事が環境、リフォーム等に分れ、これだけ幅広く行っていることを確かめ、この機会に勉強をし直すきっかけになればと思う。今回都通りで開き、準備している時から人が集まり大盛況となった」と喜んでいた。