第6回小樽クラッシックカー博覧会が、8月26日(日)9:30から17:00まで、小樽市総合博物館(手宮1)で開かれた。

クラシックカーの愛好者たちが、若き日の想い出と懐かしさ、自動車の歴史や変遷、文化的価値をアピールする博覧会で、昭和63年(1988年)以前に製造された2輪車及び3輪車以上の国産車、外国車及びこれらの同型車で平成4年(1992年)以前に製造されたものが対象。今回、基準を見直し、今年で車齢が20年になる平成4年以前製造の同型車の参加も認められた。
会場には、昭和45・49年のスプリンター、今年初出場の20年前のスープラ、トヨタ・スターレットKP61最後の後輪駆動車、昭和46年札55のナンバークラウンオートマチック車、昭和46年スバルR2などの車が並び、来場者を楽しませた。

出展中一番古い車の昭和34年日産・オースチンA50ケンブリッジ。52年前の未再生原形車には、多くのファンが集まり、オーナーの説明を聞いていた。
14:00から、初代日産ファレディZ開発担当者・松尾良彦氏の講演会やボンネットバス無料体験試乗会が開かれた。
札幌在住10代の学生は「70〜80年代の車が見られると思っていなかった。以前からクラッシクカーに興味を持っていた。いつか、オーナーになりたいと思っている」と話していた。