お盆が過ぎた小樽の残暑が厳しい。
8月21日(火)13:19、札幌気象台は、小樽の街が暑さにうだる今夏の最高気温33.2℃を観測した。
観光名所の小樽運河浅草橋街園の温度計は、15:00でも34.1℃を示し、観光客たちの日傘が目立った。
この暑さで、市内の観光客は、日陰を求めて歩いたり、日傘と扇子で暑さをしのいでいた。あまりの暑さに、小樽運河の浅草橋では、バケツで懸命に打ち水をする人が見られた。
「いやー、暑いのなんのって言っても始まらないので、気分的に少しでも涼しくなればと思って、水を撒いているが、とても追いつかないよ。北海道の小樽がこんなに暑いなんて、観光客も逃げ出してしまうんじゃないかい」とぼやいていた。
今夏の小樽で、30℃を超える真夏日になったのは、7月27日30℃、28日32.4℃、30日30.9℃、31日31.1℃と8月19日31.4℃、21日33.4℃の6日間を数えるが、8月21日の観測値が、今夏の最高気温となった。
厳しい残暑に、小樽市保健所は、21日(火)午前10時から23日(木)午前10時までの48時間に食中毒警報を発令し、食品の取り扱いに注意を呼び掛けている。