姉妹都市ダニーデン市へ、8月7日(火)から訪問していた少年少女使節団(団員6名・引率1名)の一行が、予定より1日遅れの8月15日(水)14:00過ぎ、小樽市役所(花園2)へ無事到着し、家族が出迎えた。その報告会が、市長応接室で行われ、団員達は疲れを感じさせない元気な様子だった。
中松市長は「アクシデントがあり、1日遅くなったが、元気に帰り、会えて嬉しい。みんなに、おみやげ話を聞かせてあげてください」と話した。
団員達は、ひとりずつ感想を語った。向陽中学1年生の野坂未和さんは「小樽とダニーデンとの気温の差が大きくて、体調が崩れるかと思ったが、健康に過ごせて良かった。ホストファミリーが優しく受け入れてくれた分、別れが辛かった。帰りが1日遅くなり、みんな頑張れて良かった」と話した。
引率の伊藤仁弥さんは「一生の思い出となる旅になったと思う。ダニーデン市の市長を訪問した時の記事が向こうで出ていた。旅先で会う人が、小樽とのかかわりがあり、喜んでくれた。子ども達から助けられたこともあり、限られた時間ではあったが、良い経験となった」と話した。
市長から「印象に残った場所は?」と聞かれ、「ダニーデン駅」「飛行機から見た空」「世界一急な坂」などと答えた。また、「ホームステイでは?」の質問に、「ホストファミリーが日本語が話せて助かった」「食べ物が全部美味しく、子どもと一緒に作ったパンやマフィンが美味しかった」と楽しかった経験を話し、和やかに帰国報告会が行なわれた。
今後、6人の団員は、ダニーデンで過ごした楽しかったことなどを思い出しながら、800字程度の報告文を作成し、提出することになっている。