2度の入札失敗で、3度目の入札が注目されていた新市立病院建築主体工事の開札が、8月24日(金)14:00から、市立小樽病院6階講堂で行われた。ゼネコン1社(フジタ)の辞退があったが、スーパーゼネコンを含む5社が応札して、ようやく3度目の入札が成立した。
入札結果は、以下の通り。
○ 大林・阿部 特定建設工事共同企業体 45億3,900万円
○ 鹿島・福島 特定建設工事共同企業体 49億5,500万円
○ 清水建設株式会社 49億7,000万円
○ 大成建設株式会社 45億3,896万2,000円
○ 戸田・近藤 特定建設工事共同企業体 47億7,400万円
結果は、既報の通り、6社の参加申請があったが、このうちフジタが、入札を辞退したため、5社での開札となった。特定建設工事共同企業体(JV)が3社、単独企業が2社となった。JVは、地元企業を加えた、大林組・阿部建設、鹿島建設・福島工務店、戸田建設・近藤工業の組み合わせだった。
病院局では、この入札結果を受け、今後は、技術提案書の内容審査を行い、評価点を算定し、総合評価審査委員会の審査などの手続きを経て、落札者を決定し、8月28日(火)午前9時に公表することにしている。
今回の3度目の正直での入札成立で、落札者決定後、ようやく新病院建築工事の具体的に取り掛かれる段階に突入することになった。
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