おたるドリームビーチ(銭函3)では、風が冷たいあいにくの天候で、気温15〜16℃と肌寒い中、6月23日(土)10:00から安全祈願祭が行われた。道内で一番早い海開きとなる。毎年、6月の第4土曜日に行われ、8月末まで海水浴を楽しむことができ、札幌圏内からの海水浴客に親しまれている。
この日は、海水浴客はほとんどなく、遊泳可能の青い旗が、潮風になびいていた。長袖を着た家族連れは、砂浜で海を眺めて楽しんでいた。海の家は、34軒が連ね、浮き輪やビーチボールを店頭に飾り、準備が整っていた。
昭和62年開業の海の家「ツッツランド筒井(筒井弘子店主)」は、海で使うものをひと通り用意し、シャワーや休憩所があり、座敷に荷物を置き、海水浴を楽しめるよう、6月4日から開店の準備を始めていた。営業時間は日の出から日の入りまで、浜辺での夕日も最高。9月に入っても天候しだいで営業している。「気象条件に左右されるため、天気情報は見逃せない。週末の天気を願っている。昨年より星置駅から無料循環バスが7月中旬より運航。車がなくてもバスを利用して来てもらいたい。海を眺めると心が洗われる」と同店主は話す。
江別在住の19歳の男性は「海に腰まで入った。思っていたより冷たかった。入った時よりも出た後の方が寒かった」と凍えた様子。
今後、市内では、7月中旬まで2年ぶりの塩谷海水浴場を含め全8ヶ所の海水浴場が海開きをする予定。
◎平成24年度海水浴場オープン情報