70歳代のメンバーで結成された小樽ゲートボールチーム「小樽フレンズ」が、全国選抜大会で優勝し、市長への報告会が、6月8日(金)11:00から、市役所本館2階(花園2)市長応接室で開かれた。小樽ゲートボール協会・林下狐芳会長と同五十嵐太司郎副会長、優勝チームメンバー5名が来庁した。
優勝チームメンバーは、リーダーの横田八千代(72)、佐藤八重子(74)、太田千代子(71)、松永寿子(73)さんの4人が小樽在住で、今井征子(70)さんは手稲在住。
昨年8月に名寄での全道予選に優勝し、全国出場を決めていた。今年の5月25日・26日に鹿児島県指宿市で開かれた日本ゲートボール連合主催の全国選抜ゲートボール大会のシニアレディース(65歳以上の女性チーム)の部で、全国優勝を果たした。全国から予選を勝ち抜いてきた47チームとの戦いを勝ち抜いての優勝だった。
4チームで予選を行い、1チームだけが、決勝トーナメントへ進出できる。決勝トーナメント第1回戦は、優勝経験のある新潟代表のチームで、13対12の接戦で勝ち、その後は安定した戦いをみせ、見事優勝を果たした。
林下会長は「みんなベテランで経験を生かし、淡々としていて落ち着いてプレーできるのが、女子チームの強いところである。小樽のチームを目標としているチームも多い。ゲートボールは団体競技の難しさ楽しさ、他にはない素晴らしさがある」と話し、中松市長は「全国一、日本一です。おめでとうございます。これからも頑張ってください」と栄誉を称えた。
「小樽フレンズ」は、平成2年にミドル(64歳以下)として結成、65歳からはシニアチームとなる。シニアチームは、平成17年に全国大会に初出場し、初優勝した。今回の優勝は、7年ぶりとなる。現在のチームは、3名が優勝時のメンバーで、他2名は初めて優勝を経験した。毎日、潮見台のゲートボール練習場で約4時間の練習に励んでいる。
リーダーの横田さんは「チームワークが普段通りできた。毎日の練習を大事にして、無理をしないよう楽しみながら参加している」と話した。五十嵐副会長は「決勝戦は、相手チームは緊張していたが、すごく落ち着いていた。危ない所もあったが、回りの雰囲気作りもキャプテンに力がある」と話していた。