「小樽友の会」(古崎真知子 総リーダー)は、創立80周年を迎えた記念行事として『今、家庭からシンプルライフ』を、6月7日(木)・8日(金)・9日(土)10:00から16:00まで、同会(緑2)会場で開く。
友の会は、1930年に日本初の女性記者で教育者でもある羽仁もと子を中心に、雑誌「婦人之友」の愛読者によって結成され、海外を含めて188会あり、約20,500人が会員となっている。衣・食・住・家計・子ども・環境などを学び合い、健全な家庭を作ることを願っている。20〜90代の主婦が中心となり、奉仕活動や社会福祉団体への献金にも力を入れている。NHKのTV番組「朝イチ」の中で、「スーパー主婦直伝」というコーナーを設け、震災支援の様子や生活の工夫を紹介している。
小樽友の会は、1932年に35名の会員でスタートし、現在の会員は130名。今年で80周年を迎え、今こそ生活の在り方を見直して、子どもや男性にも、このフェアを見てもらいたいと活動中だ。便利な社会で自分さえ良ければではなく、環境を考え、将来のためにシンプルに、エネルギーに頼らない現状を家庭から考えて、電力節電をして、多くの人々に体験してもらいたいと言う。
ミニ講習として、洗濯のたたみ干しとのりづけや、塩麹を使って野菜を食べる工夫、手作りドレッシングとタレ、保温性のある鍋帽子で赤飯・とりハム・簡単ロールキャベツ作り、頑固な汚れも重曹でスッキリなどの講座を用意している。
小学生へは、米とぎ、ナプキン洗い、靴下洗いを体験させる。チクチク縫いコーナーでは、布巾や雑巾を楽しみながら製作する。会場の茶室に茶席を設け、本格的なお茶を楽しむことができる。同会では、多くの来場者を呼びかけている。
チケット1枚300円で、当日券も用意している。
問合せ:0134-23-0923(月〜金9:00〜15:30)小樽友の会