春季生活講座『みんなで歌いましょう』 勤労女性センター


springseminar.jpg 小樽市生活環境部 勤労女性センター(花園2)で、平成24年度の「春季生活講座」が5月から開講し、5月9日(水)10:30〜12:00、同センター4階講習室で「みんなで歌いましょう」講座が開かれ、19名が楽しく歌った。
 市内在住または勤務する女性を対象(学生を除く)に、春と秋の年2回開かれ、今年度の春季講座は、美容と健康のリンパマッサージや絵手紙、料理などの9講座を開講している。「みんなで歌いましょう」講座は、山口玲子氏を講師に迎え、9日〜30日の毎週水曜日に4回開かれる。
 同センター鈴木由館長は「生活講座には、2つの目的があり、1つは、楽しみながら日常生活に役立つ知識や技術を身に付けたり、健康づくりをしてもらうこと、2つめは、この講座をきっかけとして、人と人との輪を広げてもらうこと。自宅でなかなか出せない大きな声で、日頃のストレスを発散して、リフレッシュしてもらいたい」と挨拶。
 山口講師は、今回4回目の講師を務め「難しいことはなく、選曲した曲を知らなくても大丈夫。楽譜が読めなくてもけっこう、思い切って声を出してもらいたい。大きな声を出して、忘れていた歌を思い出してもらいたい」と話した。
 歌う前にピアノに合わせて発声練習をし、舌を動かす運動も行った。発声練習をすることで、声を出しやすく、舌もなめらかに歌いやすくなると説明した。曲は、山口講師の選曲で、「上を向いて歩こう」・「明日があるさ」・「瀬戸の花嫁」などが用意された。歌詞をみんなで朗読してから、講師のピアノに合わせて歌った。情景を想像しながら文字を読むことで、四季がある歌だと知ることもでき、なりきって想像して歌うことで楽しさが増すと説明を加え、講師のエピソードなども紹介しながら、楽しく進められた。
 参加者は、楽譜を見ながら楽しそうに声高らかに歌い、やわらかな歌声がセンター内に響いていた。