子どもの安全を守るパトロール隊の今年度の結団式と出発式が、東小樽町会・第十区連合区会のふれあい桜(桜町1)で、5月7日(月)14:00から開かれ、パトロール隊と関係者20名が参加した。
同区会は、2006年にこどもパトロール隊を発足させ、今年度は、新隊員1名が加わり25~26名が隊員登録している。
パトロールの内容は、一般パトロールと車両パトロールがあり、一般パトロールは、2人1組となって、月・水・金の14:00から、第十区連合区会内を見回る。現在朝の通学時に3名の隊員が、自主的にパトロールを行っている。町内の買物時にも制服や腕章をつけるよう呼びかけている。車両パトロールは、看板を設置した車に2名が同乗し、一般パトロールと同じ時間帯や都合の良い時間帯に自主的に行う。関係機関からの要請があった場合は、その都度出動する。
第十区連合区の小出菊夫会長は「無理のないように、安全にパトロールしてください」と話し、同区内にある桜中学校の渋谷和則校長は「登下校時の際、お世話になり挨拶など声をかけてもらいありがとうございます。子どもたちの笑顔が増えた。今年の活動が無事に終わることを祈っている」。桜小学校の木村公全校長は「皆さんの活動があり、お陰で安心して登下校している。今後も注意し学校への一報をお願いします」と話した。
その後、車両パトロールは車両4台で、一般パトロールは5つに分れ、それぞれ出発した。
発足時から参加している女性と今年2年目の女性は「月に1〜2回の出番が回って来る。コースは、40分くらいで回ることができる。歩くことで自分の健康にも良い。庭の花を楽しみながら、パトロールしている。子ども達に顔を覚えてもらっている。以前は、不審者が出たこともあったが、このパトロール隊は、抑止効果に繋がっていると思う」と話し、すれ違う下校時の小学生に「お帰り~」と声をかけていた。