快適な環境づくり実践促進連絡会議(谷口美津江会長)は、5月23日(水)、午前と午後に分れ、JR北海道株式会社札幌地区駅輸送業務センター小樽分所の協力で「旧手宮線クリーンアップウォーキング」を行った。9:50に、旧山田湯にJR関係者15名、町内会12名、事務局5名、役員その他を合わせ、44名が集まった。
同会議は、昭和60年4月、きれいで快適な街づくりを効果的に推進するために設立。谷口会長は「大きなゴミが捨てられていると、観光小樽にとって残念なことである。旧手宮線は、全国で3番目に開通した場所で、いつまでも市民の貴重な財産であり、後世に残したい。綺麗だと言われるが、そうではなく観光都市を守っていきたい。地域における美化意識の向上と潤いのある街へ活動を続けたい。無理せずに怪我のないように」と挨拶した。
10:00過ぎから、相生町踏切から寿司屋通りまでの旧手宮線を、火バサミとゴミ袋を持ち、ゴミ拾いを集めた。普段は、出入りしていない場所のため、雑草が線路を覆い、70cmにも伸びた蕗が生い茂った。草を刈りながらの作業となったが、その後はブルトーザーが入り、草をなぎ倒していった。途中までは、JR線と平行して旧手宮線があり、JR職員が、電車の通過を知らせていた。寿司屋通りまで行き、折り返した。ソファなどの粗大ゴミも見つかり、ブルトーザーを使って撤去した。雨が心配されたが、50分くらいで終了した。
JR小樽築港駅勤務の柏木さんは、昨年から2回目の参加で「線路を地域の方や市民の方々が清掃し、非常に綺麗になりとても嬉しく思う」と話した。
午後の部は、14:00から交通記念館手宮口ゲート前から小樽駅前中央通りまでを行う。毎年、近隣の飛入り参加も多い。
今後の活動として、市道浅草線の街路樹植え込みに、フラワーストリート事業があり、6月6日に土起こしを行い、13日には花植えを予定している。