健康応援社(小林恵里子代表)は、市内の銭湯やプールを会場に、年を重ねても自分の足で歩くことを目標とする運動教室を開いている。同社の被災地支援事業のひとつとして「被災地支援事業実行委員会」を3月に発足させた。第3回実行委員会が、4月28日(土)10:50より大正湯で開かれ17名が参加した。運動教室のメンバーやピンクリボンファミリーの会員など、21名が会員。
東北の被災地の仮設住宅で、足湯ボランティアをしようと考え、「おたる発・絆旅」(仮題)のチラシを作り、ボランティアを6月末に募集を呼びかけ、被災地での資金を調達するために、潮まつりの期間中である7月27日(金)〜29日(日)に、飲食店の出店を計画している。
小林代表は、「東北への支援は共に喜び合うところに意義がある。高齢者中心の活動だが、生きがいや健康を作り、高齢者が元気になると、小樽もみんな元気になると思う」と話す。実行委員会副代表の善光さんは、「被災地で足湯をして、皆さんの心をやわらげたい。いつも心に忘れないで、長く支援していきたい」と話した。
同委員会のメンバーが、女川仮設住宅で、被災者と一緒に歌うことも計画し、手話と歌で人と人を繋ごう、絆を作り元気にしようと、3月16日に「小樽元気つくり隊」(守屋由美子代表)を立ち上げた。
5月13日(日)にウイングベイ小樽(築港11)で開かれる、ピンクリボンファミリー主催の乳がん啓発活動イベントの中で、足湯ボランティアのPRを兼ね歌を披露する。7月27日(金)には、潮まつり会場で、参加者1,000人を目標に、「ふるさと」と「しあわせ運べるように」を歌と手話で大合唱する計画を立てている。伴奏を旧丸井今井通路アトリウムで演奏をしているストリートミュージシャンに依頼。練習を同通路で行なう。
守屋代表は、「高齢者を元気にし、市民も元気にしたい。街の活性化に繋がり元気になると立ち上げた。元気のお裾分けに被災地へ行きたいと思う」と話していた。