「第3回冬の小樽がらす市」が、2月3日(金)から5日(日)までの15:00〜21:00に、運河プラザ3番庫(色内1)で開催されている。14企業18ブースを設け、ガラス製品販売やガラス小物の製作、ガラス彫刻、ガラス絵の製作体験もできる。
夏の潮まつり時の開催をメインとしていたが、今回は特に、冬のがらす市で多くの人にガラスに親しんでもらおうと、力を入れた催しとなっている。主催は小樽がらす市実行委員会。
デモンストレーションゾーン(会場中庭)では、小樽ガラス工芸会が協力して、雪景色の中、キャンドルポットの製作風景を楽しみながら、吹きガラス体験もできる。会場では、寒さに凍える中、灼熱のガラス製作風景に人だかりができ、皆真剣な表情で見入り、歓声を上げていた。
中庭中央には、今回初めての共同製作「華」と題し、ガラスのモニュメントを展示。1枚4kgのガラスでできた花びら12枚を組み合わせ、きらめくガラスの花を作り上げている。
体験ブース(有料)では、大正硝子からマドラー・かお玉製作。イメージ・グラスからガラス絵の創作体験、小さな子どもでもOK。クラフトショップれんは、万華鏡・ジェルキャンドル・トンボ玉アクセサリー製作を体験できる。
同実行委・髙正基広報担当は「それぞれの体験や中庭でのガラス製作風景を見て楽しんでもらいたい。小樽にはガラス工房が多く、各工房それぞれに個性が出て楽しめると思うので、多くの人に見に来てもらいたい」と呼びかけていた。