雪あかり朗読会が、2月7日(火)18:00から、運河プラザ(色内2)で開かれる。今年で3回目。
主催の健康応援社(小林恵里子代表)。
小林代表は、雪あかりにふさわしいイベントとして声をかけられ、朗読会を考えた。「絆」をテーマとし、運動教室のメンバーがナレーションを考えたり、自ら出演するために練習を重ねてきた。
ピンクリボンファミリー、おふろ仲間、北大生、明峰高校演劇部が参加に加わり、詩・漢詩・詩吟・絵本の読み聞かせや阪神淡路大震災後に作った応援歌「しあわせ運べるように」は、手話を交えたものなど9つのプログラムを予定している。
明峰高校演劇部の参加は、朗読会のナレーターを担当している1年生の菅原周三君のお母さんの紹介で、鑑賞した同演劇部の公演に感動したのがきっかけとなった。
2月4日(土)15:00から、サンフィッシュスポーツクラブ1階で、リハーサルが行われ、吉川勝彦演劇部顧問と演劇部員10名が合流。台本は、平成23年度61回高文連全道大会優良賞受賞作品を大人向けに脚色した教室シリーズ「教室~私もそうやって生まれたのかな?~微笑み」。
いつも体いっぱいに演じているが、朗読は初めての試みで、勝手も違うが、部員はぞれぞれに練習した成果を発揮し、いつもの大きな声で朗読を始めた。主役の光美を含め出演者全員が、台本を見ず立ち稽古のように声を出し、その後、朗読会の流れを確認するために、通して行われた。
同演劇部への感想を聞いてみると「声が大きくてすごい。赤ちゃんの泣き声が懐かしくて印象的」。「子どもを育てることって大変だと、自分の子育てを思い出し、いろいろなことがあり反省した気持ちになった。大変良かった」。「明峰演劇部が加わり、朗読会が充実したと思う。伝えたいことを幅広く伝えられたら良い。共感する子どもたちが多いと思う」と感想を話した。
演劇部の青砥翼君(前部長)は演出を担当し「まだまだだけど、ようやくここまでこれたと思う。少ない練習時間で、役のおのおのの気持ちが、今までの大会で受け継いだことを自覚してやっていると思う」と話した。