札幌管区気象台は、1月25日(水)、「北海道付近は、上空に非常に強い寒気が入っており、冬型の気圧配置が強まっています。後志地方では、引き続き25日夕方にかけ、大雪やなだれに注意して下さい。26日にかけて低温による水道凍結やなだれ、船体着氷にも注意が必要です」と呼びかけた。
25日(水)の小樽は、降り続く雪と寒気の影響で、寒い1日となっており、10:00と13:00には、積雪が今冬最深の91cmを記録した。北国小樽の街は雪と寒さに沈んでいる。気温は、最高が−4.1℃、最低が−8.1℃と、マイナスの真冬日となっている。
小樽の1月の中旬の最低気温は、11日に−11.6℃、14日−12.3℃と、2桁のマイナス気温を記録した。
25日の今冬最大積雪91cmは、平年値の78cmに比べ13cmのプラスとなっている。
このため、市内の道路という道路の両側は、除雪で積まれた雪の壁で、車道が一車線に狭まり、歩道にも雪が積まれ、歩行者は凍った車道を走る車を避けながら歩くことを強いられている。
連日降り続く雪で、家々の屋根は大量の雪で覆われ、屋外駐車場の車は、すっぽり雪に埋まり、所有者は、毎朝、車を掘り出すのに時間を取られている。
市の除雪車が、昼夜で市内を走り回っているが、到底、追いつかない状況だ。
小樽公園・妙見川・駅前中央通りなど、写真で雪に沈む街景色をご覧ください。
◎札幌気象台「積雪速報」