年が明けて、受験シーズンの到来で、小樽の「あんかけ焼そば」が、受験生の合格支援に乗り出した。
小樽のB級グルメとして名を挙げた「あんかけ焼そば」は、取り扱い店の増加とともにその評判を高めてきた。
昨年11月に販売した第1弾の「じょっぱり亭監修あんかけ焼そば」は、売上げが小樽地区で9倍に跳ね上がるほどの大好評となった。それを受け、第2弾として、小樽あんかけ焼そばPR委員会公認「願掛け焼そば」を、受験生の応援を兼ねて、2月7日(火)〜3月6日(火)の公立高校受験日まで、全道190店舗のサンクスにて販売することとなった。
販売に先立ち、1月13日(金)13:00から、共育の森学園(入船4)で試食会が開かれた。
今回の特徴は、ウインナーはWIN(勝つ)、炒り卵は志望校に入る、桜型のにんじんは桜咲くの意味を込めて、具材をトッピング。麺は、柔らかいとの意見から若干太めにし、食感を向上させた。価格は前回と同じ420円。購入者は、あんかけやきそばPR委員会・高田裕章委員長が、受験体験より作成した「受験必勝10ヶ条」を渡し、さらに合格へと導く。
サンクスでは、FMおたるとの連携を持ち、地域密着を強めている。共育の森学園内にFMおたるがあり、ここを会場にしたのもそのためで、15:00からFMおたるで、地域住民との試食会が開かれた。
株式会社サークルKサンクス北海道営業部・三戸和義部長は「地域密着を目指し、タイアップ商品として『願掛け焼そば』を販売。小樽を元気にと願いを込め、小樽地区の取り組みを全道に発信してもらいたい」と話す。
すでに1月10日(火)より販売を開始。小樽あんかけ焼そばPR委員会新春企画として、「願掛け焼そば」を2月29日まで、市内参加店舗(12店舗)で販売し、ウインナーや炒り卵、にんじんを入れることをルールとしている。
参加店舗は、五十番菜館・華舟・大丸・桂苑・東香楼・龍鳳・梅月商大通り店・朝里クラッセホテル・じょっぱり亭・らーめん処小樽坂・MONIKA・時代屋。
高田委員長は「あんかけ焼そばスタンプラリーは、大変好評で、じょっぱり亭では、全体を100%とすると、40%があんかけ焼そばで、12月は68%があんかけ焼そばだった。7割に近いということは、あんかけ焼そば専門店並みの数字という事になる。一方的な提案よりも、消費者からアイディアを取り込んでいこうと思う。あんかけ焼そばは、市民食であり、いろいろな意見をもらい本当に求められるものを作っていく。加盟店全店に多くの人が入り、多忙になり、雇用が生まれ、税金で還元し、小樽が温かくなれば良い。コラボなどいろいろな形で返し、人間関係を大切にしたい。サンクスで販売の第2弾『願掛け焼そば』を必ず成功させ、あんかけ焼そばPR委員会と共に伸びていきたい」と熱意を語る。